カズレーザーの番組を追っかけて

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カズレーザーと学ぶ 「人類の脳は意志の操り人形?」

カズレーザーと学ぶ。脳科学が解明!嫉妬の正体は集団脳&イップスは心の病じゃない

2022年11月8日放送  日本テレビ
カズレーザー

【意識の遅れと行動の関係性】

意識が行動を決めているのか?

人々の行動は、意識によって決められているのでしょうか?この問いについて、渡邉先生は興味深い講義を行いました。
一方、カズレーザーは「意識の上で動いている」と話し、実際の行動は意識よりも前に起こっている可能性を示唆しました。

このテーマは人々の日常生活にも大きな影響を与えています。
失言や浪費、ワンクリック詐欺など、とっさの行動がもたらす失敗はなぜなくならないのでしょうか?この問題に取り組むためには、まず意識の働きを理解する必要があります。

意識の遅れとは?

渡邉先生は「意識が感じる日常世界が現実から0.5秒遅れている」という実験結果を紹介しました。

触覚ラビット錯覚という実験では、被験者が素早く箇所を叩き、その箇所を尋ねられると、2回目にたたいた場所が3回目の方へとズレたという結果が得られました。
この実験結果から、意識が遅れていることが示唆されます。
つまり、私たちが意識と捉えているものは、実際の行動が起こってから一定の時間が経過してから感じ取られているのです。

遅れた意識と行動の関係性

実験結果から考えると、意識が遅れていることが行動の誤りや失敗を引き起こす可能性があります。
例えば、プロ野球のピッチャーは投げる球がミットに到達するまでわずか0.4秒しかかかりません。
もし意識が0.5秒遅れていたら、ピッチャーはボールがミットに到達する前に手放していることになります。

これは私たちの日常生活でも同様です。
意識が遅れているため、とっさの判断や行動が思うようにうまくいかないことがあります。
失言や浪費、ワンクリック詐欺などは、このような遅れた意識が原因で起こるミスです。

【結びに寄せて】 意識の遅れと行動の関係性について考えると、私たちは実際の行動が起こる前に感じ取ることができないという現実があります。
それによって、失敗を引き起こすこともあるのです。
このテーマについては、まだ解明されていない部分も多いですが、興味深い研究結果が示されています。

私たちの行動や判断に大きな影響を与える意識の働きについて、今後もさらなる研究が進められることでしょう。
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