カズレーザーと学ぶ。脳科学が解明!嫉妬の正体は集団脳&イップスは心の病じゃない
2022年11月8日放送 日本テレビカズレーザー
【嫉妬を生む脳内メカニズム】 <嫉妬の脳内メカニズムを解剖> 嫉妬とは、人の恋愛感情や所有欲に密接に関わる複雑な感情です。
今回のテーマでは、嫉妬を生む脳内メカニズムについて細田先生が講義を開始しました。
興味深い実験結果を交えながら、私たちの脳がどのように嫉妬を生み出すのか、そのメカニズムに迫っていきます。
<オキシトシンの影響> オキシトシンは、愛や信頼感を高める効果があると言われています。
しかし、細田先生によれば、オキシトシン摂取後に異性の写真を見ると、自分のパートナーが混ざっている場合、脳内の報酬系が活発化するとのこと。
つまり、オキシトシンのレベルが上がると、結束力は高まる一方で、輪を乱す存在の排除に快感を覚えるのです。
これが、いじめやSNS攻撃を促進する要因として働くとされています。
【感想】 嫉妬が生まれる脳内メカニズムについての研究結果を知ると、なんとなく納得してしまいますよね。
自分とは異なるものを持つ他者に対して、嫉妬心を感じることは多くあるでしょう。
しかし、それが攻撃性やいじめの原因となることは慎重に考える必要があります。
オキシトシンの効果は素晴らしいものもある一方で、バランスを保つことが非常に重要だと感じました。
<セロトニンと感情への影響> セロトニンは、情緒安定や幸福感に関与する神経伝達物質です。
しかし、細田先生によれば、セロトニンの濃度が低下すると、前頭前野の活動レベルが下がってしまうとのこと。
特に、日本人に多く見られるセロトニントランスポーター遺伝子のSS型は、不安や鬱っぽさが高まる可能性があるそうです。
【感想】 セロトニンの大切さを改めて感じました。
情緒安定や幸福感を促す作用があるため、低下すると様々な負の感情を抱えやすくなるのですね。
特に、遺伝子による影響があるという点は興味深いです。
自己管理の一環として、セロトニンのバランスを保つための方法を知りたいと思いました。
今回の脳内メカニズムについての講義は、自分自身の感情や他者との関わりについて考えるきっかけとなりました。
嫉妬を抱くことは人間の感情の一部であり、それ自体が悪いわけではありません。
しかし、脳内のホルモンの影響によって、嫉妬が攻撃性やいじめの原因となることもあることを忘れずに、自己成長や他者との良好な関係構築に努めたいと思いました。
#嫉妬 #脳内メカニズム