カズレーザーと学ぶ。脳科学が解明!嫉妬の正体は集団脳&イップスは心の病じゃない
令和5年2月18日放送 日本テレビカズレーザー
11月は人の攻撃性が増幅するという話題には興味深さを感じます。
嫉妬を生む脳内メカニズムに関して、細田先生の講義が紹介されていました。
オキシトシンというホルモンが、異性の写真を見る際に自分のパートナーが混ざっていると、脳内の報酬系が活発化することが指摘されています。
オキシトシンのレベルが上がれば結束は高まるものの、他の人間を排除する快感を感じる可能性もあるそうです。
これによりいじめやSNS攻撃が増える傾向にあるとされています。
興味深いのは、オキシトシンは仲間はみな平等でなくてはならないという前提を作ってしまうということです。
そのため、自分にはないものを持つ者に対して強い嫉妬心が生まれるとされています。
セロトニンについても述べられています。
セロトニンの濃度が低下すると、前頭前野の活動レベルも下がると言われています。
また、日本人には特に多いとされるセロトニントランスポーター遺伝子のSS型は、不安や鬱っぽくなる可能性が高まるとされています。
このような情報は、人間の複雑な心のメカニズムを理解する上で重要な一部を提供してくれます。
嫉妬や攻撃性に関する知識を深めることで、より理解し、予防策や対策を考えることができると思います。