カズレーザーと学ぶ。なぜ心は簡単に支配される？マインドコントロール仕組と防御法
2022年12月13日放送 日本テレビカズレーザー
【いいねの力で心を揺さぶるカルト宗教の新手口】
いいねのボタンが招くカルト宗教の陰謀
SNSの普及に伴い、カルト宗教の新しい勧誘手法が登場しています。あなたが「いいね」を押すことで、あなたの心に忍び寄ってくる人々が存在するのです。
この手法を取り入れたある韓国の教団は、信者数が驚異的な倍増を遂げたと言われています。
これを西田先生は「マインドコントロール」と呼んでいます。
マインドコントロールとは、他人の心を操作することであり、その手法は直接的な脅威や痛みを与えるのではなく、巧妙な言葉で心を乗っ取ります。
心に忍び込んで抜け出せなくなる人々が存在するのも、鷲見玲奈さんが話すように、私たちには理解しがたいものです。
心の支配がもたらす恐怖
過去の事件を振り返れば、マインドコントロールは依然として現代に存在する脅威であることがわかります。例えば、パトリシア・ハースト誘拐事件では、わずか2ヶ月で被害者は別人のように変貌し、犯人グループに従順な一員となってしまいました。
しかし、家族との会話の中で元に戻ることができたと言います。
1970年代から私たちが「マインドコントロール」と呼ぶ現象が注目されるようになりました。
その特徴は、直接的な恐怖を与えるのではなく、心を巧妙に操作する手法であることです。
なぜ人々の心はこのような支配に取り込まれるのでしょうか？西田教授によれば、人間は楽をしたいという本能が関与しているとのことです。
また、マインドコントロールの被害者になるのは、カリスマ性のある占い師との関わりも一因であるかもしれません。
マインドコントロールに警戒するステップ
マインドコントロールから守るためには、いくつかのステップに注意を払う必要があります。最初は相手への信頼関係の構築です。
その後、社会的な断絶を起こし、被害者を孤立させます。
さらに、恐怖心を煽り立てることで被害者を従順にさせ、最終的には権威を確立します。
心の支配に洗練された手法が使われていることがわかります。
私たちはそれに惑わされず、自分自身や大切な人々を守るために、マインドコントロールの存在に警戒しましょう。
【感想】 カルト宗教の新たな手口についての情報は、いいねのボタンが一番最初に近づいてくることに驚きました。
SNSの普及により、私たちの心に忍び寄る人々が存在することが明らかになったのです。
マインドコントロールという手法は、恐怖や脅威を与えることなく、巧妙な言葉で相手の心を乗っ取ります。
このような力が存在することに怖さを感じますが、同時に自分自身や周りの人々を守るためにも警戒する必要があると思いました。
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