カズレーザーの番組を追っかけて

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カズレーザーと学ぶ 「数字と時間の概念のないピダハン族から見た資本主義の世界」

カズレーザーと学ぶ。大退職時代のお金と幸せ…社会実験!?前澤社長10億円配り結末

2022年11月29日放送  日本テレビ
カズレーザー

ピダハン族の時間と概念のなさ

アマゾンの熱帯雨林に住むピダハン族についての文化人類学者の大川内直子氏の調査結果が驚くべきものでした。
この部族は川魚を主食とし、独自の言語を使用しています。

他の部族がボディーペインティングや羽毛飾りをする中、彼らは何も行わないことで知られています。
さらに、驚くべきことに、彼らには時間も左右も色も存在しないと言われています。
彼らは、「青は空のような色」と表現し、「茶色は土のような色」と形容するのです。

感想:ピダハン族の時間や色の概念のなさは、私たちの現代社会とはまったく異なるものです。
時間に追われ、忙しさに押し潰される私たちにとっては、彼らの考え方は耳目を集めます。
彼らが毎日をその日だけに集中して生きている姿勢は、私たちにも学ぶべき点があるのではないでしょうか。

物々交換と社会関係の結びつき

ピダハン族は物々交換によって物資を得ています。
文化人類学の観点からは、お金は社会関係を断ち切るものであり、物々交換は社会関係を結びつけるものとされています。
例えば、引っ越しを友人に手伝ってもらう場合、お互いに信頼関係が生まれます。

しかし、引っ越し業者に頼んだ場合、お金を払うだけで終わり、信頼関係は生まれません。
感想:物々交換によって社会関係が形成されるという考え方は、現代社会においても重要なメッセージです。
お金だけで物事を解決しようとすることが多い今の世の中で、お互いの関係を大切にすることを改めて考えさせられました。

資本主義との対比

大川内直子氏は、「夏休みの宿題から子どもは計画を立て実行していて、資本的な思考を身につける」と語っています。
一方で、吉村崇さんは夏休みの前半に宿題を終わらせたことを恥ずかしく思っており、「ピダハン族から程遠い男ですみません」と謝罪しています。
感想:資本主義社会に生きる私たちにとって、計画を立て行動することは非常に重要です。

しかし、吉村崇さんの言葉は、私たちが現代社会の中でどれだけ資本主義的な思考に囚われているかを考えさせられます。
ピダハン族の持つ時間の概念のなさや物々交換による社会関係の結びつきと対比させることで、私たちの日常における価値観を見つめ直す良い機会となりました。
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