カズレーザーと学ぶ。老化抑制・謎の頭痛＆うつ・親の遺伝…人生変える食の最新研究
令和５年1月17日放送 日本テレビカズレーザー 竹内由恵
長寿遺伝子「サーチュイン」を活性化！ザクロとワインのポリフェノールの驚くべき効果
最近、九州大学の片倉喜範教授が、老化を遅らせる可能性があると注目されている「サーチュイン」遺伝子を活性化させる方法を発見しました。彼は、細胞内の光量を変化させることでサーチュイン遺伝子を増やす効果があるという斬新な手法を開発しました。
そして、その中で特に注目された成分が、ポリフェノールです。
実は、長年にわたってサーチュイン遺伝子に働きかける成分を研究していた片倉教授。
その中で彼が見つけたのが、ポリフェノールの中の1種であるエラグ酸です。
このエラグ酸が、サーチュインを活性化させる効果があることが判明したのです。
そして、そのエラグ酸を多く含んでいるのが、ザクロです。
ザクロで長寿遺伝子を活性化！健康に美味しく老化を遅らせよう
私たちは普段、ザクロを食べることで長寿遺伝子を活性化させることができるのです。ザクロの中に含まれるエラグ酸がサーチュイン遺伝子を活性化させ、老化を遅らせる効果が期待できるのです。
さらに、ポリフェノールは抗酸化作用もあり、若々しい肌や健康状態を保つためにも優れた成分です。
しかしながら、ザクロ以外にもポリフェノールを摂取する方法があります。
例えば、ワインにもポリフェノールは含まれています。
しかし、注意が必要です。
ワインにはアルコールが含まれており、適度な摂取量を守らなければ健康に害を及ぼす可能性があります。
なので、長寿遺伝子を活性化する効果を得るためには、ザクロの摂取がおすすめです。
アルキルレゾルシノールが長寿遺伝子の活性化を促進！ハエの実験で驚きの結果
さらに、長寿遺伝子の機能を上昇させるのに効果的な成分があります。それがアルキルレゾルシノールです。
この成分は、サーチュイン遺伝子が持つ機能を高めることができるとされています。
実際に、ハエを使った実験では、アルキルレゾルシノールを与えることでハエの寿命が10日程度延びるという驚きの結果が得られました。
このことは、長寿遺伝子の活性化が実際に生命に影響を与えることを示す非常に興味深い事実です。
長寿遺伝子を活性化する方法として、ザクロやワインのポリフェノールに加えて、アルキルレゾルシノールも注目されるべき成分です。
長寿遺伝子の活性化によって、老化の進行を遅らせることができるかもしれません。
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