カズレーザーと学ぶ。続発する組織犯罪から身を守る新知識＆ボストンから緊急がん講義
令和５年5月23日放送 日本テレビカズレーザー 岩田絵里奈
＃1: 最新がん治療の大本命！「光免疫療法」とは？ こんにちは、みなさん！新たながん治療法の話題をお届けします。
アメリカ国立衛生研究所の小林久隆研究員が開発した「光免疫療法」が、注目を浴びています。
この治療法は近赤外線の光を使用し、がん細胞を破壊すると同時に免疫系の制御性T細胞も同時に排除することができます。
これにより、再発リスクを大幅に低減することが可能になったのです！ この治療法はマウスを用いた実験では驚くべき結果を出しています。
光免疫療法を受けたマウスの60％から70％が完治したとのこと。
これは本当に素晴らしいニュースですよね！これまでのがん治療法が苦しい副作用を伴うことも多かった中で、少ない負担で完治が期待できる方法が現れたことは、希望を持つ人々にとって非常に朗報です。
＃2: 光免疫療法の進化による成果とは？ もう少し詳しく「光免疫療法」についてご説明しましょう。
この治療法では、人体に無害な近赤外線を用いてがん細胞を破壊します。
光を当てることでがん細胞が爆発するイメージですね。
しかし、それだけではありません。
この治療法は、制御性T細胞という免疫システムの一部も破壊することが可能なのです。
制御性T細胞は免疫系を抑制する役割を担っており、がんの進行を抑えるために働いています。
しかし、制御性T細胞ががん細胞に対して働くと、がん細胞は再発するリスクが高まってしまいます。
光免疫療法では、がん細胞と同時に制御性T細胞も破壊することで、がん細胞が再び現れた場合でも大きくなる前に排除することができるのです。
＃3: 希望が広がる未来へ！ この「光免疫療法」により、がん治療の未来が明るくなりました。
現在のがん治療はその副作用や苦痛により、患者の生活に大きな影響を与えています。
しかし、光免疫療法は無害な光を使用するため、副作用が少なく、負担を軽減します。
さらに、制御性T細胞を破壊することで再発リスクも低減するため、完治への可能性も高まります。
私たちが長年夢見てきた「がんを完治させる治療法」が現実になる日も遠くないかもしれません。
今回紹介した「光免疫療法」はまだ実用化段階ではありますが、その成果から期待できるものは大きいです。
がんに苦しむ人々やその家族にとって、光明の兆しが広がることを願ってやみません。
＃希望の光 #がん治療の未来 #光免疫療法
