カズレーザーと学ぶ。脳科学が解明！嫉妬の正体は集団脳＆イップスは心の病じゃない
2022年11月8日放送 日本テレビカズレーザー
イップスの正体は脳の病！？
最近、テレビ番組で「イップス」という言葉を耳にしました。イップスとは、特定の動作を繰り返すことで発症する「局所性ジストニア」という脳の病気のことなんですって。
驚きましたよ！一体どうして特定の動作ができなくなるんでしょうか？
局所性ジストニアとは？
局所性ジストニアは、運動回路の使いすぎで脳の指令異常が起き、思うように体が動かせなくなるという病気です。つまり、脳が疲れてしまうため、一度繰り返した動作がうまくできずに、身体の自由度が制約されるのです。
こんな風に脳と体が連携できなくなるなんて、ちょっと恐ろしいですよね。
治療法とその注意点
では、局所性ジストニアの治療法は何なのでしょうか？実は、定位的熱凝固術という手術が一つの方法として行われています。この手術では、意識のある患者の脳に電極を挿入し、できなくなった動作をやってもらいながら手術を行います。
しかし、手術だけでは完治するわけではなく、リハビリも必要です。
病気の影響で感覚が鈍ってしまうこともあるため、長期間のリハビリが欠かせません。
完治に至らない場合もあるので、患者さんには辛い道のりかもしれませんね。
#イップス #局所性ジストニア #脳の病気
「イップス」という言葉はスポーツ界でもよく聞かれますが、その正体は脳の病気である局所性ジストニアなんですね。いくつもの負け知らずのアスリートがこの病気に悩まされ、思うように身体を動かせなくなることがあるのです。
そんな難しい病気の治療法もある一方で、完治に至らない場合もあるという現実も忘れてはいけません。
私たちは健康で自由な身体を持っていることに感謝しながら、これからも様々な病気について学び、共感し合える社会を築いていきたいですね。
