カズレーザーの番組を追っかけて

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カズレーザーと学ぶ 「エコーチェンバー: 怒りを増幅させる革新的なシステム」

カズレーザーと学ぶ。初回放送直前!SNS炎上から見る”現代人の怒り”

2022年10月23日放送  日本テレビ
カズレーザー 野田クリスタル(マヂカルラブリー) 村上(マヂカルラブリー) 斉藤慎二(ジャングルポケット) 神田愛花 安藤俊介 岡田結実 堀田茜 山口真一 関屋裕希

怒り増幅システム「エコーチェンバー」の恐ろしさとは?

SNSの普及により、私たちは新しい情報や他の人の意見と簡単に接触することができるようになりました。
しかし、その一方で注意が必要な現象があります。

それは、怒り増幅システム「エコーチェンバー」として知られるものです。
エコーチェンバーとは、SNS上で似た価値観や情報に囲まれる状況を指します。
同じ考え方を持った人々が集まることで、間違った情報も正しいと信じ込んでしまうというものです。

このような状況では、誤解や偏見が増幅され、複数の人々が同じ間違った情報に同調してしまうこともあります。
この現象の代表的な例として、アメリカのトランプ支持者による連邦議会襲撃事件が挙げられます。
トランプ支持者の間では、特定の情報が共有され、同調の相乗効果によって暴力行為へとつながったのです。

これは同調実験での研究結果とも一致しています。
実験では、6人の参加者が間違った回答をすると、37%が明らかに間違っている回答をしました。
人々は多数派の意見に同調しやすいのです。

エコーチェンバーの危険性と炎上加担について

SNS上ではエコーチェンバーと同調の相乗効果により、炎上加担や誹謗中傷が起こりやすくなります。
同じ考え方を持つ人々が集まることで、他意見を受け入れづらくなり、攻撃的な態度をとることもあります。
実際に、人気芸人のカズレーザーは後輩芸人の携帯を借りて検索してみたところ、異なるリコメンドが表示されたため、自分の視野が狭まっていることを実感しました。

このようなエコーチェンバーのメカニズムは、私たちの視野を狭め、他者との対話や理解を阻害する結果となるのです。
年齢が上がると、自分自身の考え方に偏りが生じることもあると考えられます。
カズレーザーもその点に気づき、自身の偏見の強さを分析しています。

私たちは自己の偏見に気づき、常に多様な情報や意見と接触することが重要です。

エコーチェンバーに立ち向かう方法とは?

エコーチェンバーの影響を受けずに、より客観的な視点を持つためには、いくつかの方法があります。
まずは自己の偏見に気づくことが重要です。

自らがエコーチェンバーに閉じこもっていないか、他者の意見を受け入れる準備ができているかを常に自問自答することが必要です。
また、情報を受ける際には、信頼できる情報源を選択しましょう。
実証された情報や複数の意見を比較することで、より客観的な判断をすることができます。

さらに、他人との対話を積極的に行うことも大切です。
異なるバックグラウンドや視点を持つ人々とのコミュニケーションを通じて、自己の思考を広げることができます。
エコーチェンバーから抜け出すことは簡単ではありませんが、自己の偏見に気づき、多様な情報や意見と接触する努力をすることで、より広い視野を持つことができるでしょう。

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