カズレーザーと学ぶ。この夏美しくなる最新研究5連発▽汗と体臭＆痩せる糖
令和５年6月20日放送 日本テレビカズレーザー 岩田絵里奈
＜近視の進行を抑制する光療法の最新研究＞
紫色LEDの効果
最近、慶應義塾大学の研究によって、色によって異なる効果が得られるLED光治療の可能性が明らかになりました。研究では、紫色LEDを照射することで、近視の進行を抑制する効果が見られました。
近視は網膜の光たんぱく質OPN5の働き不足により眼球が伸び、焦点が合わなくなることによって引き起こされますが、バイオレット光はこの光たんぱく質の働きを刺激し改善を促すことがわかりました。
さらに、紫外線とは異なるバイオレット光は、太陽光にも含まれており、子どもの近視の進行を抑制する可能性があることが示されました。
＜感想＞ 紫色LED光療法が近視の進行を抑制する効果があるという驚きの研究結果です。
普段、近視の進行を止める方法としてはメガネやコンタクトレンズが主流ですが、LED照射によって目の光たんぱく質の働きが改善されることで、より効果的な治療法が実現されるかもしれません。
子どもの近視の進行を抑えることができるということは、将来の視力低下を防ぐためにも大変意義のある研究成果だと感じます。
屋外活動と近視の関係
さらに、台湾では屋外での運動時間を規制する法律が制定されてから、近視の発症率が減少したという報告もあります。実際に、週に2時間半以上の屋外運動を行うことが推奨され、将来の近視予防に役立つことが分かっています。
この事実からも、屋外活動が近視の進行を抑えるために重要であることが示唆されます。
＜感想＞ 台湾での法律改正による近視の発症率の減少は、屋外での活動の大切さを再認識させられます。
子どもたちが室内での遊びや学習に時間を費やすことが増えている現代社会において、屋外での運動時間を積極的に確保することが重要です。
屋外の広い空間や自然の中で遊ぶことは、視力の健康を促進し、近視の進行を抑える効果があることが示されました。
目に照射する紫LEDメガネの開発
このような研究成果を受けて、慶應義塾大学発のベンチャー企業では、目に照射する紫色LEDを内蔵したメガネの開発に取り組んでいます。これにより、目に直接光を照射することで近視の進行を抑える効果が期待されています。
ベンチャー企業は2026年を目標に実用化を目指しており、紫LEDメガネが近視治療ではなく、進行を抑制するために利用されることを明言しています。
＜感想＞ 紫色LEDを内蔵したメガネの開発というアイデアには、非常に興味を惹かれます。
普段使用しているメガネが近視の進行を抑える効果を持つなんて、まるで未来のような話です。
テクノロジーの進歩は目まぐるしいものであり、私たちの日常生活にも相応の影響を与えることができます。
紫LEDメガネが実用化される日が来たら、近視の進行を気にする必要がなくなるかもしれません。
これまでの近視治療法に革新をもたらす可能性があるプロジェクトになることを期待したいです。
まとめ
色によって効果が異なるLED光治療の最新研究を紹介しました。紫色LEDの照射によって近視の進行を抑制する効果があり、バイオレット光が近視予防に有効であることが明らかになりました。
さらに、屋外での活動時間を増やすことが近視の予防に効果的であることも分かりました。
将来的には、目に照射する紫LEDメガネの実用化が進められ、近視の進行を抑える新しい治療法が登場するかもしれません。
これらの研究結果は、私たちの視力の健康にとって希望の光を照らしてくれるように思えます。
＜感想＞ 今回の研究結果は、光治療における新たな可能性を示すものであり、視力の健康に関心のある人々にとっては非常に興味深いでしょう。
LED光療法は、目の光たんぱく質の働きを刺激することで視力の改善や予防が期待されています。
また、屋外活動の重要性も再認識させられました。
これまで以上に、子どもたちや私たち自身が自然の中で過ごす時間を大切にし、健やかな視力を守っていきたいと思います。
＃近視 #光治療 #LED光 #目の健康
