カズレーザーの番組を追っかけて

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カズレーザーと学ぶ "バーチャルスラムによるAIによる差別の台頭"

カズレーザーと学ぶ。最新AIが導き出した人間関係の相性法則▽好きな夢見る睡眠法

2022年11月1日放送  日本テレビ
カズレーザー 石川みなみ 藤森慎吾(オリエンタルラジオ斉藤慎二ジャングルポケット内田理央 川田裕美

この番組では、AIが生み出した新たな差別について取り上げられました。
慶應義塾大学の法学者である山本龍彦教授によると、アメリカの一部の州では再犯リスクを予測するために人工知能が使用されているが、その予測に人種に対する偏見が組み込まれていると指摘されました。

具体的には、アフリカ系アメリカ人のリスクが不当に高く評価されているとのことです。
このような人種に基づく偏見がアルゴリズムに組み込まれると、その結果として低いスコアをつけられてしまい、社会的に階段を上ることが困難となるという問題が生じます。
番組では、特定の企業での例として、技術職に女性が少なかったためにAIが女性に不適切な仕事を提案するなどの事例も紹介されました。

これは、アルゴリズムの中にも性別に対する偏見が組み込まれていると考えられます。
一方で、ヨーロッパでは完全自動の意思決定をされない権利などが認められ、アメリカでもAIの開発においては考慮すべき原則がまとめられているようです。
また、高口教授はAIの開発は進んでおり、低い評価をつけられた方に改善点を提供してくれるAIも存在すると話しています。

この番組を通じて、AIが人種や性別に偏見を持つことで差別が生じる可能性があることや、それを避けるためには開発の際に慎重な考慮が必要であることが強調されました。
また、AI自体も進化し続けており、改善されたAI技術が問題の解決に役立つ可能性も示唆されました。