カズレーザーと学ぶ。なぜ心は簡単に支配される?マインドコントロール仕組と防御法
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2022年12月13日放送 日本テレビ
カズレーザー
このテレビ番組の内容に触れて、いくつかの感想を述べます。
まず、「いいね」人間という概念は、SNSやインターネットの普及により、他人からの承認やいいねの数を重視する傾向が増していることを指していると思います。
人々は自己価値の判断基準として、他人からの評価を重視する傾向がありますが、これがマインドコントロールの一つの手段として利用される可能性もあるということを示唆しているのかもしれません。
また、マインドコントロールの最後のステップが自己決定の放棄であるという指摘も興味深いです。
自己決定とは、自分がどのような価値観や信念を持ち、行動するかを自己で決めることですが、マインドコントロールされてしまうと、この自己決定が制限されてしまう可能性があります。
自己決定を放棄することで、一人の個体が集団や指導者の指示に従うことが容易になり、カルト宗教のような信念体系を維持することができるのかもしれません。
さらに、最終戦争に生き残ると信じた信者たちが武器を集め、警察と銃撃戦を繰り広げる事件の例を挙げていることも注目に値します。
このようなカルト宗教の信者たちは、一度信じた信念に固執し、周囲の指摘や異議を受け入れずに行動することがあります。
そして、社会的な関係が断ち切られ、自己判断が困難になるため、異常さに気づくことが難しくなるのでしょう。
最後に、カルト宗教と普通の宗教の差異についての意見も興味深いです。
西田教授が自己決定の放棄をカルトの境目として提示しているとのことですが、この自己決定の放棄が、個人の信仰と集団の影響力とのバランスでカルト宗教と普通の宗教を区別する要素となるのかもしれません。
以上のように、この番組の内容は、カルト宗教やマインドコントロールに関する興味深い視点を提供しています。
私たちは自己決定や情報の扱い方について考えるきっかけを与えられるとともに、人々がカルト宗教やマインドコントロールから身を守るために必要な知識や警戒心を養うことも重要だと感じました。