カズレーザーの番組を追っかけて

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カズレーザーと学ぶ 「年収とあおり運転の心理!1000人の分析結果から見える変化」

カズレーザーと学ぶ。高速逆走&大渋滞…最新研究で学ぶ回避術

令和5年4月18日放送  日本テレビ
カズレーザー 岩田絵里奈

【心理学に基づくあおり運転のウラ側】

年収ごとに変わるあおり運転の心理

あおり運転は何がきっかけで起きるのでしょうか?明星大学の藤井靖教授によると、年収によってその心理は変わるそうです。
藤井教授は800万円以上の年収か300万円以下の年収の人々によるあおり運転が多いと指摘しています。

300万円以下の人々は日常的なストレスを抱えている可能性が高く、800万円以上の人々は管理職などの立場にいることが多いため、人を上から見下すマウンティング心理であおり運転を行っている可能性があるのです。
年収によって人々の心理が異なることを知ることで、あおり運転の防止策を考える上でも参考になります。
【ステレオタイプを超えるあおり運転のパターン】

あおり方も年収によって異なる

あおり運転は年収だけでなく、具体的なあおり方にも違いがあるようです。

藤井教授によれば、年収300万円以下の人々は「罵声を浴びせる」ことが多い一方で、年収800万円以上の人々は「割り込みや幅寄せ」などの行為が目立つとのこと。
なぜこんな違いが生まれるのでしょうか?一つの解釈としては、300万円以下の人々は自身のストレスを発散するために感情的な反応を示すのかもしれません。
一方で800万円以上の人々は、自身の地位や権力をアピールしようとするのかもしれません。

これはあくまで一つの仮説ですが、年収によって異なるあおり運転のパターンが存在することは事実です。
【あおり運転を防止するための心理学的アプローチ】

心理学から学ぶ防止策

これまでの話を踏まえて、あおり運転を防止するためには心理学的なアプローチが有効であることが分かります。
まず、300万円以下の人々にはストレスの発散方法を提供することが重要です。

例えば、ストレス解消のための運動や趣味を積極的にオススメすることができます。
一方で800万円以上の人々には、他者との共感を促すことが必要です。
例えば、組織内のコミュニケーションを活発化することで、マウンティング心理を抑えることができるのかもしれません。

心理学的なアプローチを取り入れることで、あおり運転を防止し、安心・安全な社会を実現する一助になるのではないでしょうか。

#あおり運転 #心理学 #交通安全