カズレーザーと学ぶ。カズレーザーと学ぶがん治療最前線…人類は克服できるのか？執念の医師に起きた奇跡
令和５年5月16日放送 日本テレビカズレーザー 岩田絵里奈
このテレビ番組では、最新のがん治療について驚くべき成果が報告されています。
CAR-Tという治療法では、自分自身の免疫細胞を遺伝子操作してがん細胞を攻撃することができます。
これにより、手術では取り除くことのできない血液がんの治療が可能になりました。
通常の化学療法では、抗がん剤を使用してがんを治療しますが、重い感染症などの副作用が発生することがあります。
しかし、CAR-T細胞を使用すると、数ヶ月から数年にわたって効果が維持され、がん細胞を抑え続けることができます。
ただし、CAR-T治療はまだ高価です。
現在、国内で認可されているCAR-T細胞の薬は非常に高価であり、保険適用の範囲を超えていることが指摘されています。
この高額な費用の一因は、CAR-T治療には使用手順や研究者のトレーニングなどの厳しい要件があり、それをクリアするためにコストがかかるからです。
中沢教授は、この問題を解決するために、ピギーバックトランスポゾン法と呼ばれる遺伝子組み換えの方法を研究しています。
この研究によって、CAR-T治療のコストを抑えることが期待されています。
この番組ではまた、国立がん研究センターにテレビ初潜入し、最新のがん治療の現場を紹介しています。
がん治療の最前線で行われているBNCT（重粒子線治療）など、さまざまな切り口でがん治療について学ぶことができる貴重な内容です。
