カズレーザーと学ぶ。AI進化で10年後なくなる職業＆量子コンピューターで生活激変
令和５年3月28日放送 日本テレビカズレーザー 石川みなみ 黒田みゆ
量子コンピューターの進歩には、世界が大きく変化する可能性があります。
Googleが超越性を実証したことや、日本の富岳が驚異的な計算速度を示したことは、その進歩の一端と言えるでしょう。
量子コンピューターは、従来のコンピューターよりもはるかに高速な計算を行うことができるため、様々な分野での応用が期待されています。
例えば、医療分野では、量子コンピューターが病気の予防や治療方法の開発に大きく貢献することが期待されています。
従来のコンピューターでは解決が困難だった複雑な問題を解析することができるため、新たな治療法の発見や効率的な薬剤の開発が可能になるかもしれません。
また、量子コンピューターを使ったシミュレーションにより、医療テストや副作用の予測なども効率的に行えるようになるでしょう。
さらに、量子コンピューターはエネルギーの最適化や材料科学の研究にも利用されることが期待されています。
新たなエネルギー源の開発や環境問題の解決に向けた研究は、従来のコンピューターでは限界がありましたが、量子コンピューターの登場により、より高い精度での予測や解析が可能になるでしょう。
また、AIの発展も世界を変える要素として重要な役割を果たしています。
伝統工芸品の技術の継承や職人の思考の再現など、AIは人間の能力を補完し、文化の保存や技術の向上に貢献することができます。
AIは人間のパートナーであり、人間の可能性を広げる存在として捉えられています。
一方で、量子コンピューターやAIの進化は、社会にも様々な影響をもたらす可能性があります。
職業の変化や労働環境の変動など、新たな技術の導入に伴う課題にも着目する必要があります。
技術の発展に伴う倫理的な問題や社会的な側面も注意深く議論されるべきです。
このように、量子コンピューターやAIの進歩は、医療やエネルギー、文化などの分野に大きな影響を与える可能性を秘めています。
しかし、その進歩の中で起こる変化や課題にも目を向け、科学技術の発展と社会の調和を両立させていく必要があると言えます。
