カズレーザーと学ぶ。嘘つき嫉妬に狂う人＆あがり症改善
令和５年4月11日放送 日本テレビカズレーザー 岩田絵里奈
このテレビ番組では、「シャーデンフロイデ」という感情についての解説がされていました。
シャーデンフロイデは、他人の不幸や失敗を喜ぶ感情のことを指します。
細田千尋准教授は、自己評価の高い人がこの感情を持ちやすいと述べています。
また、妬みを感じると体の痛みを覚える前部帯状回が活動する一方、シャーデンフロイデは喜びを感じるため、脳内では報酬を司る線条体が活動するとのことです。
番組では、シャーデンフロイデが外部への影響を与えることはないが、他人の不幸に快楽を覚える人は「シャーデンマッハー」と呼ばれると説明されました。
現代では、SNSの誹謗中傷投稿やリツイートがシャーデンマッハーの行動に該当することも言及されています。
一方、細田准教授は、「妬みを潤滑剤に努力すると、シャーデンフロイデは抑制される」とも述べています。
これは、他人の成功に嫉妬する気持ちを自らの成長のきっかけにすることで、シャーデンフロイデを抑えることができるという意味です。
番組内では、武藤選手がメンバーや自分自身との比較を通じて資格取得を目指したいと語り、風間俊介さんは自身が競争に気づかずに努力していたと感じた、そしてカズレーザーさんは「シャーデンフロイデがある前提で人生を楽しんでいくしかない」と話しています。
この番組を通じて、シャーデンフロイデという感情のメカニズムやそれを抑える方法について考えさせられました。
他人の成功や幸福を喜べる心の柔軟さと、自身の成長に向けた努力を大切にすることが、健康な心の持ち方なのかもしれません。
